PC-8201 写真集 (といっても3枚だけ^^;;)
写真1:俯瞰図 (あまり俯瞰してないけど・・・)

 画面の文字数は40桁×8行(確か・・・)。右上の変わった形のキーがカーソルキー(見た目ほど使いにくくはないが・・・)。ちなみに左側面にはカートリッジスロット(RAMやCRTアダプタ)、右側面には電源スイッチと画面のコントラストの調整ダイヤルがあります。それにしても今思うと当時のマシンは皆スペースキーがでかいですね(変換キーとかに場所を取られていないから)。


 
 

写真2:後面図

 左から、DC電源、プロテクトスイッチ、リセットスイッチ、FD端子、シリアル端子、バーコード端子、(上)プリンター端子、(下)RS−232C、データレコーダー端子、の順。端子は皆はめ込み式のカバー付き。(うーむ、豊富だ。USBは・・・やっぱりないよなぁ。^^;)


 

写真3:背面図

 底の写真。手前側がちょうどキーボード側。
 手前の蓋はRAMやROMソケットにアクセスするために開ける部分。ここから拡張RAMをセットできたはず。ファームウエアで提供されるROMもここに入ると思うが、一般ユーザー向けは全く無かったのでは。おそらく業務用として、大手に一括して納入する際に、専用の業務プログラムを書いて収めるためのものと思われる。
 右奥は、四角い凹みがあるのみで、実際に開いてはいない。設計段階で削られた拡張機能だろうか?(手元に無いもう一台には、ここに何かあったような気が・・・)
 左奥は電池ケース(カセット)。これを取り外して中に電池を入れる。なんでそんな面倒くさいことをするかというと、別売りのニッカド電池パックなどをそのまま使える様にするためらしい。ちなみに駆動時間はアルカリで18時間。最近のモノクロ画面キーボード付きWindowsCEマシンが25時間前後であることをかんがえると意外と短かく感じる。
 奥の真ん中にあるのは内臓バックアップニッカドバッテリの切り離しスイッチ。長期放置時の過放電を防ぐためのもの。なかなか配慮が行き届いてる。おかげで十年以上死蔵されていたにもかかわらず、今現在きちんと機能している。
 なお、真ん中で光ってるのは製品名などをプリントしたシール。といってもアルミ版のようで、かなり頑丈。製造番号は刻印されている。PC−6001なんか紙のシールだったのに。このあたりが業務用機を感じさせる(・・・かな?)。