日立製作所(HITACHI)
パソコンがまだマイコンと呼ばれ、世に知られはじめたばかりの頃、独自のベーシックマスターシリーズが有名でしたが、どうも「ブームだからとりあえず作ってみた」的なところが大きく、そのアーキテクチャは「つぎはぎ」なイメージがありました。MBーS1を最後に家庭向けでは独自機種はなくなり、のちMSXに進出しましたが、MSXの衰退とともにこれも撤退。家庭用パソコンからは完全に撤退した感があります。
所有機種
BasicMaster-Level2
非常に古いマシンで、筐体はすべて金属製。重いが頑丈。
キーボードもまるでタイプライターのよう。質実剛健。
コネクター類もまだ仕様が固まっていない頃だったので特徴的です。
MB-S1 model40
日立最後の独自アーキテクチャ家庭用PC。
性能には結構見るべきものがあったように記憶しているものの、
いかんせん登場が遅すぎたようで、あまり出まわらなかったようです。
model40は5'FDDを2台内臓しています。
販売数が少なく、幻のマシンとなりつつありましたが、
思いがけず所有者の方から連絡を頂き、奇跡的に入手することができました。
感激多謝!
(2004/7/23)
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