エプソン(EPSON)
かつて国内ではNECの互換機メーカーとして非常に有名でした。元は信州精機と言う社名のサードパーティーメーカーで、プリンタやフロッピーディスクドライブなどを主に手掛けていました。液晶表示技術の先駆者でもあります(SHARPの方が有名になってしまいましたが)。プリンターのコントロールコードである「ESC/P」は、このEPSON が提唱したものとして有名です。
NEC の PC-9801互換機を出すに当たって、国内で初めて互換機の著作権問題を NEC と法定で争ったという歴史的経緯があります。裁判は和解で終了しましたが、一消費者としては、互換機大歓迎、EPSON万歳、でした。(もはや大昔の話ですが)
(2004/7/23)
所有機種
HC-20
HC-40
HC-80
HC-88
PC-286 model0
PC-286C
PC-286VE
PC-486SE
PC-486Portable
HC-20
初期の代表的なハンドヘルドコンピューターとして、非常に有名なマシン。
「ハンドヘルド」の言葉はもはや使われておりませんが、
ノートパソコンの原型として、
可搬型パソコンを現実のものにした、最初のカテゴリといえます。
画面は英数カナで20桁×4行と非常に狭く、
メモリ容量も小さかったのですが、標準で小型プリンターを内蔵し、
補助記憶装置としてマイクロカセットレコーダーも内蔵できたため、
商業用など、結構広範囲で活用されていたようです。
ただし、当時の価格は安くなかったため(定価13万8千円ぐらい?)、
個人ではなかなか手が出にくいものでした。
ちなみに坂本龍一が広告に出たことも有名(か?)。
現在複数台所有しており、プリンターの紙やインクもいくつか
入手できたため、しばらくは使えそうです。
(これらの消耗品は、
つい最近までエプソンで販売していたとの噂です。)
(2003/9/10)(2004/7/23)
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